M もっちパパの記録

【中学受験ログ #1】5月の育成テストで、6年生の娘が"無答ゼロ"を達成した話

中学受験を目指す小6の次女、5月の育成テストで国語・算数の主要2科目が「無答ゼロ」「評価7」を達成。でも理科は評価4で苦戦が続く——父として何を見たか、次の月にどう動くか。等身大の伴走記録です。


目次

このブログでは「中学受験ログ」として、中学受験を目指す小6の娘との伴走で感じたことを、思いついたときに不定期で書き残していきます。記念すべき第1回は、5月17日に受けた育成テストの振り返りです。

「最後まで諦めずに、全部埋められたよ」

5月17日の育成テストから帰ってきた次女が、いつもよりちょっと誇らしげに言いました。

そう。今回のテストで、彼女は国語・算数ともに「無答ゼロ」を達成しました。空欄を作らず、最後の1問まで考え抜いた。中学受験を控えた6年生の親として、この事実だけで、すでに今月のテストは合格点だと感じています。

数字だけ見れば、まだ改善の余地はたくさんあります。でも、「諦めなかった」という事実は、これから過酷さを増していく秋以降のテストで、間違いなく支えになる——。

そんなことを思いながら、この1か月を振り返ります。


5月育成テストの結果

まず、客観的なところから。

項目結果
テスト名6年生 育成テスト 第19回
受験日2026年5月17日

科目別の評価は、以下のようになりました。

科目評価
国語評価7
算数評価7
社会評価6
理科評価4

3科目で評価7、1科目で評価4。きれいに二極化した結果になりました。


父として、ここがすごいと思った

今回のテストで、私が特に「これは伸びている」と感じたポイントを3つだけ。

① 国語・算数で「無答ゼロ」を達成した

中学受験のテストで一番怖いのは、「考える前から諦めること」です。難しい問題に出会ったときに、「わからない」と空欄にする癖がついてしまうと、伸びる余地まで失われていきます。

今回、国語・算数の主要2科目で、彼女は1つも空欄を作らなかった

これは点数以上に大きい変化だと、私は思っています。「最後まで考え抜く」という習慣は、塾の先生が教えてくれることではなく、自分の中で育てていくしかない。それが、6年生のこのタイミングで芽吹いていることに、率直に嬉しさを感じました。

② 算数の図形問題で「無双」した

算数では、図形の「角度・多角形」を扱う大問で、全問正解

これまで彼女が地道に積み上げてきた「図形を大きく書き写す」「条件を全部書き出す」という基本動作が、ようやく自分の武器として使えるようになった瞬間です。

中学受験の算数で図形問題は避けて通れません。「図形が得意」という自信は、本番でとても大きな心の支えになるはず。

③ 社会で「全国正答率39%」の難問を取った

社会の応用問題、全国で39%しか正解できなかった「朱印状」に関する設問で、彼女は正解を取りました。

社会の暗記は、ただ詰め込むだけでは難問に届きません。「なぜ江戸幕府はこれを始めたのか」という因果関係を理解しているかが問われます。今回それが正解できたということは、知識が表面的でない証拠。


一方で、理科は評価4。本当の課題はここにある

正直に書きます。理科の評価4は、今のわが家の最大の課題です。

特に苦戦しているのが、「水溶液」の単元——具体的には、ホウ酸の結晶計算でした。

「60℃の水に限界までとかしたホウ酸を、20℃まで冷やすと、結晶は何g出てくるか」

このタイプの問題で、彼女は計算式に進む前で止まってしまった。

これは「計算力がない」のではなく、「グラフのどこを見て、どの数字を引き算すればいいかの手順が見えていない」のだと、テスト後に解き直しを一緒にやってわかりました。

「水に何g溶けるか」を上下2つのグラフから読み取り、その差を出す——たったこれだけの手順なのですが、この”地図”が頭に入っていないと、計算問題は手も足も出ないんです。

社会も同じく、応用記述で「入り鉄砲に出女」の意味を書く問題が白紙でした。これも、知識単独ではなく「なぜ幕府はそれをやったのか」という因果の線が頭の中で繋がっていない。


父として、次の1か月でやること

評価7を3科目取れた喜びと、理科の評価4の現実は、わが家にとって両方が大事な情報です。「できたこと」を認めながら、「苦手の地図」を一緒に描く。これが6月の親としての役目だと考えています。

具体的に動こうとしているのは3つ。

① 理科の水溶液は「考え方の手順」から

計算ドリルではなく、「グラフのどこを見て、何と何を引き算するか」という”視点の置き方”の練習を、一緒に5問だけやってみます。10問だと心が折れる。5問なら続く。

実は、わが家にはもう1つ”武器”があります。私が次女のために作った学習アプリ「まなびの森」です。今回のテストで弱点が見えた理科の水溶液(ホウ酸の結晶)については、アプリの「ロジカル・ステップ」機能に、グラフを読む3ステップを問題として追加しました。

  • 60℃のときに「とけているホウ酸の重さ」を読み取る
  • 20℃のときに「とけられる限界」を読み取る
  • 上記2つを引き算して、出てくる結晶の重さを求める

問題集を1冊増やすより、「いま苦戦している1問のためだけの問題」を1つ用意する方が、6年生の集中力が続く。これがAIで学習ツールを自作する強みだと、改めて感じています。

② 算数の図形は、得意を「言語化」させる

彼女が満点を取った図形問題。なぜ解けたのか、自分の言葉で説明させることで、得意がさらに揺るがないものになります。

③ 社会は「因果関係」をひとことで言わせる

入り鉄砲って何のため?」「出女って何のため?」と、寝る前の5分でクイズ形式に。詰め込みではなく会話で因果を繋ぐスタイルでやってみます。


おわりに:受験の伴走は、「正解探し」じゃない

正直、中学受験に挑む親として、答え合わせを毎月もらうような気持ちでテスト結果を見ています。

評価が上がれば嬉しい、下がれば焦る——その繰り返しの中で気づいたのは、「数字に一喜一憂するより、子どもの中で何が育っているかを見る方が、結局親も子も楽になる」ということ。

今回、無答ゼロを達成した彼女は、点数以上のものを手に入れていました。それを「伸びている」と認めること自体が、たぶん私の役目なんだと思います。

このシリーズも、毎月必ず書く——とは決めていません。書きたいと思ったときに、また気軽に綴っていこうと思います。


「中学受験ログ」シリーズについて

このシリーズでは、中学受験を目指す小6の娘との伴走で感じたことを、不定期で書き残しています。毎月決まったタイミング、というスタイルではなく、書きたいと思ったときだけ

  • 評価(塾の相対評価):その時点での客観的な位置
  • 気づき(父の視点):データや日々の様子の中に見えた「伸び」と「課題」
  • 対策(次にやること):いま考えている作戦

完全な再現性はないと思いますが、「同じように小6の伴走をしている誰か」の参考になれば嬉しいです。肩肘張らずに、続けていきます。


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記載内容は執筆時点(2026年5月)のものです。テストの評価基準・出題傾向は各塾・各時期で変動します。個別の指導・進路相談は、所属する塾の先生にご相談ください。