「配当金、いくら入った?」を見える化したい。証券会社の明細と家計簿アプリで配当を管理している話
複数の銘柄から、バラバラのタイミングで入ってくる配当金。家計簿アプリの連携だけでは綺麗に集計できなかったので、証券会社の入出金明細と家計簿アプリ(マネーフォワードME)を役割分けして、わが家がどう配当を見える化しているかの話です。
目次
年が明けて一年を振り返っていたとき、ふと思ったことがありました。
「去年、配当って結局いくら入ったんだっけ?」
すぐには答えられませんでした。銘柄ごとに、入る時期も金額もバラバラ。証券口座のお知らせを一件ずつ開いて足し算する……なんて、正直やる気にならなくて。
今日は、その「わからなさ」をどう解消したか、という地味な話です。
配当金は、思った以上に「散らばっている」
高配当株を少しずつ買い増していくと、ある問題に気づきます。
配当金は、銘柄ごとに、別々のタイミングで、別々の金額で入ってくる。
3月決算の会社、9月決算の会社、四半期ごとに出す会社……。入金日もバラバラなら、一回あたりの金額もバラバラです。
そうすると、こうなります。
- 「今月、配当入ったっけ?」がわからない
- 「年間でいくら受け取ったか」を把握していない
- 証券口座の取引履歴を遡らないと合計が出せない
一つひとつは小さな入金なので、通帳や証券口座を眺めても「あれ、これ配当だっけ?」と見落としがち。気づけば、自分が育てているはずの「現金の流れ」が、自分でも見えなくなっていました。
なぜ私が高配当株を選んだのか、という入口の話は別記事に書いています。
→ 娘の塾代を、少しでも楽に捻出したくて。家計を見直して投資を始めた話
「正確な数字」は証券会社の明細から、「全体の流れ」は家計簿アプリで
正直に言うと、家計簿アプリ(マネーフォワードME)に証券口座を連携させるだけで配当がきれいに集計される、というほど甘くはありませんでした。配当の受け取り方によっては、入金が「配当」としてうまく分類されなかったり、証券口座の中で完結して家計簿アプリ側に出てこなかったり。最初はそこで少しつまずきました。
そこで私が落ち着いたのは、役割を分けて見るやり方です。
- 配当の正確な金額は、SBI証券の入出金明細から、配当にあたるデータを取り出して把握する
- 家計全体のお金の流れは、マネーフォワードMEでざっくりつかむ(私の場合、ハイブリッド預金への振替をチェックすると、配当が入ってきた気配もなんとなく見えてきます)
完全に自動でひとまとめ、とまではいきません。でも「正確な数字は証券会社の明細」「全体の流れは家計簿アプリ」と割り切ってからは、ぐっと楽になりました。家計簿アプリは、配当だけでなく家計全体を一つの画面で見渡せるのが、私にとっては続けやすさにつながっています。
家計簿アプリそのものを使い込んだ話は、こちらに詳しく書いています。
→ マネーフォワードME プレミアムに課金して、家計簿が”見えてくる”ようになった話
「積み上がっていく」のが、見えると安心する
数字として大きいか小さいかより、私にとって効いたのは 「積み上がっているのが目で見える」 ことでした。
グラフにすると、こんなイメージです。
配当の累計(今年)
1月 ▍
2月 ▍
3月 ▍▍▍▍▍ ← 3月決算組がまとめて入る
4月 ▍▍▍▍▍
5月 ▍▍▍▍▍
6月 ▍▍▍▍▍▍▍
...
※これは金額ではなく「積み上がっていくイメージ」です。
一回ごとの入金は本当にささやかです。でも、棒が少しずつ右肩に伸びていくのを見ると、「ちゃんと働いてくれているんだな」と思える。
相場の上下に一喜一憂する代わりに、「入ってきた現金の累計」という、ぶれにくい数字を眺める。これが、私にとっては続けるための支えになっています。
何のために見える化しているか
正直に言うと、私が配当を見える化している目的ははっきりしています。次女(小6・中学受験)の教育費の、ほんの一部でも補填できたらということです。
塾代も模試代も、現在進行形で毎月出ていきます。それを「給料だけ」で受け止めるのではなく、「配当という別の流れ」も少しだけ足せたら、気持ちが楽になる。
配当だけで教育費がまかなえる、なんて派手な話ではありません。「月に少しでも足しになれば」くらいの感覚です。でも、その「少し」がいくらなのかを把握できていること自体が、私には大きな安心でした。
家計と教育費、投資をどう組み合わせて考えているかは、まとめ記事にしてあります。
→ 【中学受験の教育費】お金を「数字」から「お守り」へ。わが家の家計管理・資産運用まとめ
おわりに
やったことは、配当の正確な数字は証券会社の明細から拾い、家計全体は家計簿アプリでつかむ。その二つを組み合わせただけです。
完全自動の魔法のような方法ではありませんが、「配当、いくら入った?」に自分なりに答えられるようになっただけで、配当株との付き合い方がずいぶん落ち着きました。見えると、不安が減る。私にとってはそれが一番の収穫でした。
もし「配当をもらっているはずなのに、いくらか把握できていない」という方がいたら、まず手元の入金を一か所に集めて見えるようにするところから始めてみると、感覚が変わるかもしれません。
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この記事は、私自身の体験と考えをまとめたものです。特定の銘柄や投資手法をおすすめするものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあり、配当金の額や有無も将来にわたって保証されるものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。