【中学受験】模試の偏差値42.3に戸惑った夜、父親の僕が気づいたこと
小学校では普通に頑張っている娘が、中学受験の公開模試では偏差値30〜40台。最初に戸惑った父親が、偏差値の意味——母集団のレベル、模試ごとの違い、合格ラインの数字の意味と、それでも一番大事にしたいと決めたことを正直に書きます。
目次
このブログでは「中学受験ログ2027」として、中学受験を目指す小6の次女との伴走で感じたことを、不定期で書き残しています。今回は番外編。1年半ほど前、娘の公開模試の結果を見て固まってしまった夜の話です。
小学校では普通に頑張っている。なのに、模試では平均以下だった
娘が「新5年生」になった2月の、日能研の全国公開模試。その結果を見たとき、正直に言うと、少し固まってしまいました。
4科の偏差値、42.3。
小学校では、特別に飛び抜けているというより、普通に授業についていき、普通に頑張っている子だと思っていました。だから親としても、「塾の勉強にも、そのうち慣れていくのかな」くらいに考えていました。
でも、中学受験の模試では、偏差値30台から40台の数字が続きました。学校で見ている姿と、模試の紙に出てくる数字の差が大きくて、最初はどう受け止めればいいのか戸惑いました。
この回も、4科では「平均より下」という数字でした。国語だけは52.6と平均を超えていましたが、算数は38.8でした。4科の得点は、平均より59.9点も下でした。
その夜、リビングで一人になってから、私はしばらくその紙を眺めていました。娘には「よく頑張ったね」と笑って言えたのに、自分の中のざわつきは消えませんでした。
同じ経験をした保護者の方、きっといると思います。だから今日は、あのときの私の話を書こうと思います。
偏差値50の意味:受験勉強をしている子の中での平均
落ち込んだまま終わるのも嫌で、私はその夜、偏差値というものをちゃんと調べ直しました。数字の正体をたしかめないと落ち着かない性分かもしれません。数字は、正体がわかると少し怖くなくなります。
わかったのは、こういうことでした。
中学受験の模試を受けているのは、小学生全体そのものではありません。受験を考えて塾や家庭学習に取り組んでいる子たちが、もともと多く集まっています。その集団の中での「平均」が、偏差値50です。
つまり、娘が出した偏差値42.3は、「小学生全体の中で平均以下」と同じ意味ではありません。中学受験に向けて勉強している子たちの中での位置でした。
これを知ったとき、私はようやく少しだけ、気持ちが落ち着きました。
模試の違い:同じ実力でも、受ける模試で数字は変わる
もう一つ、調べていて腑に落ちたことがあります。
偏差値は、「どの模試を受けたか」で驚くほど変わります。
たとえば難関校を目指す子が多く集まる模試では、同じ実力でも偏差値は低く出ます。逆に、幅広い層が受ける模試では高く出やすいです。だから、別の塾の子の偏差値と我が子の数字をそのまま並べても、見えにくいことがあります。
わが家では、同じ模試で、娘自身の推移を見ることを大事にしたいと思いました。他人との一回きりの比較より、前回の自分からどう動いたか。そこに変化の手がかりが出やすい気がしました。
実際にわが家が、模試の結果を「良かった・悪かった」ではなく教科ごとの変化で見直した記録は、こちらに書いています。
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合格ライン:偏差値は約束ではなく、可能性の目安
もう一つ、覚えておきたいと思ったことがあります。
志望校の偏差値は、「必ず受かる線」ではありません。塾によって、「合格可能性80%」(日能研ならR4)や「50%」(日能研ならR3)の目安として出ています。数字の意味は、その塾の一覧表の注記で確かめたいです。
逆に言えば、少し届いていなくても、当日の相性や仕上がりで結果が変わることもあります。偏差値は合格の可能性の目安で、合否そのものではありません。
ちなみに、この夜のあとも、娘の偏差値は上がったり下がったりを繰り返しています。6年生の春に大きく下がったときの立て直しは、こちらにまとめています。
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決めたこと:偏差値の上下で、娘への態度を変えない
正体がわかって、数字に振り回されにくくはなりました。でも、あの夜に一番強く思ったのは、実はもっと単純なことでした。
偏差値の上下で、娘への態度を変えないこと。
模試の結果が良かった日だけ機嫌がいい父親にはなりたくありません。数字が良くても悪くても、まずは頑張った中身を一緒に見られる親でいたいです。そう決めました。
とはいえ、頭でわかっていても、数字が乱高下する時期には心が揺れます。そんな時に崩れずにいるための、わが家なりの習慣はこちらにまとめています。
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そして、これは我が家の事情でもあるけれど——偏差値を1でも上げたいと思うほど、追加講座や教材を増やしたくなります。講座を足す前に、その費用をどのお金から出すかを決めておきたいと思っています。
塾も、受験も、その後の大学も、全部お金が絡みます。成績表だけでなく、家計の数字も落ち着いて見ておきたいです。
教育費が不安になる夜に、わが家の家計をどう整えてきたかは、こちらに書いています。
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おわりに
偏差値42.3の紙を見て固まったあの夜から、私の受験への向き合い方は少し変わりました。
数字は、意味を知ると少し受け止めやすくなります。でも、数字より大事なものを見失わないことのほうが、たぶんずっと難しいです。
同じように、我が子の模試結果で胸がざわついた夜を過ごしている人へ。その数字だけで、お子さんの頑張りが決まるわけではありません。まずは、親のほうが少し深呼吸してから、次に何を一緒に見るかを考えられたらいいのだと思います。
あの夜から続いている、娘との伴走の記録はこちらの目次にまとめています。
※実際の成績データをもとに分析していますが、子どものプライバシー保護のため、得点は平均点との差で表記しています。
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