【中学受験ログ2027 #9】理科43点。いちばんもったいないのは全国96%が解けた問題
理科43点。落とした23問を全国正答率の高い順に並べたら、いちばん上は全国96%の子が正解した問題。いちばんもったいない取りこぼしでした。出題の偏りも踏まえ、夏にやることを3つに絞った記録です。
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このブログでは「中学受験ログ2027」として、中学受験を目指す小6の次女との伴走で感じたことを、不定期で書き残しています。今回は夏期講習中のテストの答案を、「全国正答率」から見直した記録です。
算数は101点で、評価は8。これまででいちばんいい評価でした。
一方で理科は43点でした。「理科が苦手なのかもしれない」と思いかけましたが、点数だけで決める前に、落とした問題を全国正答率の高い順に並べてみました。
いちばん上は、全国96%の子が正解した問題でした。いちばんもったいない取りこぼしです。わが家は理科を一からやり直すのではなく、まず取れるはずだった問題を見直すことにしました。
算数は101点。評価は8だった
今回の算数は101点。平均は73.7点で、評価は8でした。これまでの最高評価は7だったので、評価では自己ベストです。
大問[8]の相似では、全国正答率63%・52%・21%の3問を続けて正解していました。最後まで手を動かせたことも、今回の手ごたえでした。
なお、点数だけなら110点や103点だった回もあります。今回が過去最高点というわけではありません。
理科43点を、点数だけで決めつけなかった
理科は43点でした。6月からの育成テストは39〜48点、公開模試では32点。テストの種類は違うので単純には比べられませんが、6月から大きくは動いていません。
| テスト | 種類 | 理科の点数 |
|---|---|---|
| 6/7 | 育成テスト | 39点 |
| 6/14 | 育成テスト | 48点 |
| 6/21 | 育成テスト | 46点 |
| 6/28 | 公開模試 | 32点 |
| 7/5 | 育成テスト | 40点 |
| 7/12 | 育成テスト | 42点 |
| 7/18 | 育成テスト | 43点 |
| 7/29 | 夏期のテスト | 43点 |
夏期講習中は時間が限られます。だから「理科を全部やり直すべきか」を考える前に、答案の中身を見ることにしました。
最初に落としていたのは、全国96%の問題だった
×と無答(空欄)だった23問を、全国正答率の高い順に並べました。下の表は、上から順に8つです。
| 全国正答率 | 落とした問題 |
|---|---|
| 96% | 溶解度の変化 |
| 85% | 温度を上げたとき(溶解度) |
| 79% | 岩石の名前 |
| 77% | リトマス紙の色の変化 |
| 69% | 温度を下げたとき(溶解度) |
| 67% | 岩石の名前 |
| 66% | 溶けている物質名 |
| 65% | 岩石の名前 |
最初にあったのは、100人中96人が正解した問題でした。難しかったからではなく、まだ定着していない知識があったと受け止めました。
ただし、この表だけで「水よう液と地層・岩石が弱点」とは言えません。
このテストは、採点項目41のうち34(8割以上)が水よう液と地層・岩石でした。 もともと出題がそこに寄っています。落とした23問がすべてこの2つの単元だったことには、出題構成の影響もあります。
唯一ちがう大問は、7問すべて正解だった
41項目のうち、水よう液と地層・岩石以外は「ろうそくの燃焼」の7項目だけでした。
その7問は、ひとつも落としていません。 温度が高い理由を説明する記述も含めて、すべて正解でした。
出題が偏っていたので、単元だけを見て結論は出せません。それでも、唯一ちがう大問をすべて取れていたのは、この答案に残った事実です。
「理由が分かる/暗記が苦手」では分けられなかった
今回の答案は、もっと単純に分けられるものでもありませんでした。
「地下水がしみ出る理由」を説明する記述は、採点項目3つをすべて落としていました。正答率は57%・38%・36%です。一方で、ろうそくの燃焼では理由を書く問題も取れていました。
だから、「理由の問題は得意、暗記は苦手」ときれいに線を引くことはできませんでした。
#7では、社会について「得意・苦手は分野より問われ方で決まる」と書きました。今回は、その見立てにも当てはまらない部分がありました。
→ 【中学受験ログ2027 #7】苦手だった社会が評価9に。でも喜びすぎない理由
今回の「全国正答率で見る」やり方は、前回の#8から続いています。点数ではなく「空欄の場所」と「全国正答率」で答案を見直した回です。
→ 【中学受験ログ2027 #8】算数が64→87点に。理科の敗因は「滑車の3問」
夏にやることは、3つだけにした
わが家は、理科を一からやり直すのではなく、正答率が高いほうにあった問題から3つを見直すことにしました。
正答率が下がっていくと、問われ方が変わります。計算や条件の読み取りが中心になり、正解できた子のほうが少ない問題も混じっていました。そこは夏には追わないことにしました。
- 溶解度:ミョウバンやホウ酸は温度が上がるととける量が増える。食塩はほとんど変わらない
- 再結晶:冷やして、とけきれなくなった分がつぶになって出てくる
- 岩石:つぶの大きさの順に、れき岩 → 砂岩 → でい岩。火山灰なら、ぎょうかい岩
この3つで、さきほどの表の8つのうち6つが埋まります(溶解度が3つ、岩石が3つ)。残るリトマス紙と溶けている物質名は、次の機会に回しました。
夏期講習中に、新しい教材を増やす余裕はありません。やることを3つに絞ったのは、答案を見直してからの判断です。
次女用の学習アプリにも、この3つを練習問題として足しました。名前だけを問うのではなく、「なぜそうなるのか」を一言そえる形にしています。
まとめ:今回は、正答率からやることを絞った
- 算数は101点。評価8はこれまででいちばんいい評価だった
- 理科は43点。いちばんもったいなかったのは、全国96%の子が正解した問題の取りこぼしだった
- 落とした23問は水よう液と地層・岩石に集まっていた。ただし、採点項目41のうち34がその2単元だった
- 唯一ちがう「ろうそくの燃焼」7問は、すべて正解だった
- 「理由が分かる/暗記が苦手」ときれいに分けることはできなかった
- わが家は、夏に見直すことを溶解度・再結晶・岩石の3つに絞った
43点という数字だけでは、次に何をするか決まりませんでした。全国正答率まで見て、わが家は「理科全体」ではなく、今回の答案で取れるはずだった問題から見直すことにしました。
この見方ができたのは、設問ごとの全国正答率が答案と一緒に配られたからです。それが出ないテストでは、同じ絞り込みはできません。
やることを3つに減らせた分、時間と気持ちに余裕ができました。その余裕は、そのまま子どもと過ごす時間に返ってきています。