MFC-J7300CDWのサイズと設置|台の奥行きは実測575mm必要
ブラザーMFC-J7300CDWでB4・A3を常時セットするときの奥行きを実測。公式の本体奥行き477mm・利用時全長846mmとの違いと、下段トレイを拡張して収めるための台は600mmが目安、という根拠をまとめます。
目次
事前にブラザーの公式サイトで機器仕様を調べ、下段トレイがはみ出すことは理解したうえで購入しました。それでも、実際にB4用へ拡張すると、135mmの張り出しにはそれなりのインパクトがありました。
結論から言うと、B4・A3を下段トレイへ常時セットするなら、奥行き600mmの台を目安にすると、拡張したトレイまで載せられます。
この記事では、公式の寸法と、わが家が下段トレイを拡張して測った寸法の違いをまとめます。
結論:B4・A3を常備するなら、奥行き600mmの台が目安
必要な奥行きは、いつも使う用紙とトレイの状態で変わります。
| 状態 | 必要な奥行き | いつ必要か |
|---|---|---|
| A4までの利用 | 477mm(公式) | 常時 |
| B4・A3を下段トレイへ常時セット | 実測575mm。600mmが収まる台を推奨 | 常時 |
| 排紙トレイを展開/背面の手差しトレイを使用 | 追加の余裕(両方を展開した公式寸法図の全長は846mm) | 利用時のみ |
台の目安は、わが家の実測値へ25mmの余裕を加えています。排紙トレイを展開するときや背面の手差しトレイを使うときは、その間だけ前後に作業できる余裕も必要です。
公式の本体寸法と前後を展開した全長は、測る範囲が違う
ブラザーの仕様・スペックページでは、MFC-J7300CDWの外形寸法は幅576×奥行477×高さ375mmです。同じページに掲載された寸法図には、背面の手差しトレイ先端から前面の排紙トレイ先端まで、両方を展開した全長846mmも示されています。1
一方、B4・A3用に下段給紙トレイだけを拡張したときの寸法は、仕様表にもマニュアルにも数値がありません。マニュアルには緑色のスライダーを押してトレイを引き出す手順が載っていますが、何mmになるかは書かれていません。
公式寸法図の全長と、わが家が測った長さは、測っている範囲が違います。前者は背面の手差しトレイから前面の排紙トレイまで、後者は本体背面から拡張した下段給紙トレイの先端までです。
2026年8月16日時点で、後継のMFC-J7310CDWも本体寸法は576×477×375mmで一致していました。2 ただし、下段トレイを拡張した状態については、実際に使う用紙と置き方に合わせて考える必要があります。
わが家で下段トレイを測ると、本体背面から先端まで575mm
わが家のチェストは壁から40mm離して置いており、天板の奥行きは425mmです。本体背面は壁から25mm、B4用に拡張したトレイの先端は壁から600mmでした。
| 実測した区間 | 長さ |
|---|---|
| 壁から本体背面 | 25mm |
| 壁から拡張トレイ先端 | 600mm |
| 本体背面から拡張トレイ先端 | 600 - 25 = 575mm |
下の2枚は、表の「本体背面から拡張トレイ先端 575mm」に対応する測定写真です。壁からの数値ではなく、本体背面を0点として測っています。

メジャーの0点を本体背面に合わせ、拡張トレイ先端まで渡した全景です。
2枚目は、まったく同じメジャーの配置を変えずに目盛りを拡大したものです。

黒い線がトレイ先端の位置を示し、57.5cm(575mm)に当たります。
表の「壁から拡張トレイ先端」と、台を選ぶときの奥行き目安は、たまたま同じ数字になっただけで意味が違います。前者はわが家の置き方で測った固有の値、後者は購入する台の目安です。
天板の前端は、壁から40 + 425 = 465mmの位置です。
| トレイの状態 | 壁から先端まで | 天板前端との関係 |
|---|---|---|
| 通常時(A4) | 460mm | 天板の5mm内側 |
| 拡張時(B4・A3) | 600mm | 天板から135mm外側 |
A4なら前面トレイは天板内に収まりました。B4・A3を常時入れる場合は、下段トレイを伸ばした状態でも天板内に収まるかを確認する必要があります。
幅は公式どおり576mm。奥行きと違い、トレイを開いても変わらない
同じメジャーで、本体の幅も測りました。0点を本体の左端に合わせて右端まで渡し、公式の576mmと変わりないことを確認しています。

メジャーの0点を本体の左端に合わせ、幅の方向へ渡した全景です。手前へ出ているのは、B4用に拡張した下段トレイです。

本体の右端が当たる位置を拡大したものです。
奥行きは、公式値と実際に必要な長さが違いました。下段トレイを拡張した状態の数値が、仕様表にもマニュアルにも無かったためです。幅については問題はありませんでした。なお仕様ページの576mmには「突起部を除く」と書かれているので1、台を選ぶときは数mmの余裕を見ておけば足ります。
MFC-J7310CDWの仕様ページには、トレイを展開したときの機械占有寸法が576×846×467mmと示されています。2 奥行きは477mmから846mmへ伸びますが、幅は576mmのままです。
奥行きは「常時必要な長さ」と「使うときだけ必要な長さ」を分けて考える必要がありました。幅については一定です。
メーカーは「拡張トレイまで全体が収まる平らな場所」を指定している
ブラザーの製品安全ガイドでは、大きな用紙のためにトレイを拡張した場合、拡張部分を含む製品全体が収まる平らな場所へ設置するよう案内しています。
わが家の現在の置き方は前面トレイが天板から出ているため、この条件を満たしていません。
わが家は木製チェストへ置いている
使っているのは家具屋で買った木製チェストで、幅1690mm、高さ650mmです。専用のプリンター台は買い足していません。高さ650mmでも長女・次女とも手が届き、今のところ印刷しているのは私たち親です。

チェストの製品名が分からないため、耐荷重は確認できていません。
本体は天板より背面側へ15mm出ています。前面側は、たまに体や掃除機が当たるため、避けながら使っています。

購入前から、わが家で使う用紙はA4・B4・A3が中心で、背面の多目的トレイは基本的に使わないと決めていました。必要な用紙が増えたときは前面カセットを入れ替えればよいと考え、前面2段カセットのMFC-J7300CDWを選んでいます。
背面に布をかけ、青いテープでトレイを塞いでいるのも、その判断に沿った運用です。背面トレイを使う家庭では、利用時に壁側の余裕も必要です。
用紙の置き方から、台の奥行きを決める
B4・A3を常備するなら、拡張トレイまで収まる台を選ぶ
下段トレイへB4・A3を入れたままにする場合は、冒頭の表に示した奥行きを目安にします。幅は公式どおりの576mmで、こちらはトレイの状態にかかわらず変わりません。
排紙トレイや背面の手差しトレイに必要な余裕は常時ではなく、使うときだけ確保します。公式寸法図の全長は両方を展開した状態なので、部屋の前後にその動作ができるかも合わせて見ます。
A4だけで使うなら、前面トレイを通常の長さへ戻す
わが家では通常時のトレイ先端が天板の5mm内側に収まりました。A4だけで使う間は下段トレイを通常の長さへ戻せるため、B4・A3常備時と必要な奥行きが変わります。
約23.4kgの本体を、私と妻でチェストへ載せた
MFC-J7300CDWは約23.4kgあります。宅配は玄関までで、わが家では私と妻の2人でチェストへ載せました。
製品安全ガイドでは、運ぶときは2人以上で底面の手掛けを持ち、用紙トレイは持たないよう案内しています。
段ボール箱と本体の隙間に手を差し込むのが難しかったため、まず取っ手付きの袋で本体を吊り上げて箱から出しました。

箱の中で、本体が発泡スチロールと透明な袋に包まれている状態です。
本体はいったん床へ置いて袋を外し、そのあと2人で本体の両サイドを持ってチェストへ載せています。
箱から出すまでは袋、いったん床へ置き、台へ載せる前に袋を外すという順番にしました。
まとめ:常時必要な奥行きと、利用時の余裕を分けて考える
B4・A3を常時セットするなら、わが家の実測575mmをもとに、奥行き600mmの台を目安にします。公式の本体奥行き477mmと、排紙・背面トレイを展開した全長846mmは、それぞれ別の状態を測った数字です。
台の購入目安と、わが家で測った壁からトレイ先端までの長さは、同じ数字でも意味が違います。排紙トレイの展開や背面の手差しトレイに必要な余裕は、利用時だけ追加で確保します。
プリンターが家にあると、過去問の準備で外へ出る回数を減らせます。使う用紙とトレイの状態を先に決めておくと、置き場所も選びやすくなります。
わが家がMFC-J7300CDWを選ぶまでに、エプソンとブラザーを比べた過程はこちらにまとめています。
→ 中学受験の過去問コピーにA3複合機を選んだ話|エプソンとブラザーを比べて決めた1台
実際に使い始めてから、過去問や学校案内をGoogle Driveへ保存する設定はこちらにまとめています。
→ MFC-J7300CDWスキャン設定|中学受験の過去問を保存