M もっちパパの記録

【中学受験ログ2027 #10】点数はほとんど変わらないのに、評価は6から5へ。夏は周りの子たちも伸びていました

夏期講習の二つのテストで、次女自身の得点はほとんど変わらない一方、評価は6から5へ。みんなの平均点が上がった夏のテストを、理科の答案と無答の数から親視点で振り返ります。


目次

このブログでは「中学受験ログ2027」として、中学受験を目指す小6の次女との伴走で感じたことを、不定期で書き残しています。今回は、夏期講習中に受けた二つのテストを、点数だけでなく平均点と答案の中身から見直した記録です。

7月29日の第1回は平均+9.0点、8月8日の第2回は平均−7.3点。2週間で、立っている場所が16.3点ぶん動いていました。

ところが、次女自身の得点はほとんど変わっていません。動いたのは周りでした。評価は6から5へ。5千人を超える規模のテストで、夏の間に何が起きていたのか。答案を開き直してみると、点数という数字だけでは見えていなかったことがいくつかありました。

点数はほとんど変わらなくても、みんなの平均点が上がった回では評価が変わりました

7月29日は平均+9.0点(評価6)。8月8日は平均−7.3点(評価5)でした。

わが家の得点はほとんど変わっていませんが、平均点は14.3点上がっています。結果の数字だけを並べていると見落としそうになりますが、夏は周りの子どもたちも確実に伸ばしてきているのだと実感しました。次女の得点だけを見て「前回と同じくらいかな」と受け止めていたのは、親である私の思い込みでした。

平均点は、国語・算数・理科で上がっていました

教科7/29(第1回)8/8(第2回)
国語平均+4.1点(評価6)平均+4.9点(評価6)
算数平均+27.3点(評価8)平均+0.2点(評価6)
理科平均−12.7点(評価4)平均−5.3点(評価5)
社会平均−7.4点(評価5)平均−4.4点(評価5)
4科計平均+9.0点(評価6)平均−7.3点(評価5)

なかでも算数の平均との差は、平均+27.3点から平均+0.2点へ動いています。ただ、平均点どうしも11.1点上がっていました。4科計だけでは、教科ごとに周りの状況がどれほど変わったかまでは分かりません。

点数を確認することはもちろん大切です。でも夏のテストでは、平均点と一緒に見つめ直さないと、親が勝手に「出来・不出来の物語」を作ってしまうのだと痛感しました。

#9で絞った3つは、次のテストには出ませんでした

前回の記事(#9)では、理科の答案を全国正答率の高い順に見直し、夏の間に集中的に対策する範囲を「溶解度・再結晶・岩石」の3つに絞り込みました。次女用の学習アプリと学習ソングにも、この3つを加えました。

しかし、8月8日の理科に出題されたのは「星座・太陽・ばね・湿度・てこと滑車・月」。あらかじめ絞り込んだ3単元は、1問も出ませんでした。

「絞って見直したから理科が上がった」とは言えません。だからといって「取り組んだ意味がなかった」わけでもありません。次のテストに何が出題されるかはコントロールできない以上、1回のテスト結果だけでは取り組みの答え合わせにはならない、というのが正直な実感です。

見直す範囲を決めることと、その成果がすぐ次のテストに表れることは別の話。親として、そこを混同しないようにしたいと思います。

→ 【中学受験ログ2027 #9】理科は平均−12.7点。いちばんもったいないのは全国96%が解けた問題

理科は平均−12.7点から平均−5.3点へ。それでも、見落としたくない「傾向」がありました

理科の平均との差は、平均−12.7点から平均−5.3点になりました。ばねの大問3は、(1)から(4)まで4問すべて正解です。まず、できたこととしてこの4問を見ておきたいです。

一方で、ばねはかりの大問5(1)は全国93%が正解した問題、動滑車の大問5(4)問1は全国87%が正解した問題でした。ここは取りこぼしていました。

前回の#9でも、全国96%が解けた問題を落としていました。たった二つのテストだけを見て「同じ課題が直っていない」と決めつけるつもりはありません。ただ、全国正答率の高い問題を落としてしまう傾向については、点数とは切り離して、親が答案から丁寧に拾い続けたほうがよさそうです。

自信につながる正解も、もったいない取りこぼしも、同じ1枚の答案の中に並んでいます。どちらか一方だけを見て、次女の状況を決めつけないようにしたいものです。

正答数と空欄の数。責めるためではなく「時間配分」を知る手がかりに

8月8日のテストでは、正解が165問中95問で、正答率は57.6%でした。また、正誤表の「レ」(無答・空欄)は17問あり、全体のおよそ1割を占めていました。

これは、全国正答率の高い問題を落としたこととはまた別の視点で見たい数値です。手が止まってしまった問題があったのか、あるいは時間が足りずに最後まで辿り着けなかったのか。

この空欄は、決して責めるためのものではありません。「どの教科のどの部分で時間を使ったのか」を親子で一緒に振り返るための入口です。時間配分の工夫であれば、これから少しずつ改善していけるはずですから。

まとめ:一回ごとの結果より、親としての「見方」を積み重ねていきます

4科計の平均との差は、平均+9.0点から平均−7.3点へ変わりました。それでも平均点が上がった回では、評価は6から5へ変わりました。「夏は周りも伸びている」という当たり前の事実を、今回の数字を通じてあらためて受け止めました。

事前に絞り込んだ「溶解度・再結晶・岩石」は今回の理科には出ませんでした。だからこそ、たった1回の出題有無で家庭学習の方針を急ぎ変更することはしません。

理科の答案には、ばねの4問を完解できた強さと、高正答率の問題を取りこぼした課題の双方が残されていました。点数や評価だけに惑わされて急いで結論を出さず、答案の中身を親が丁寧に見つめ続けていく。その姿勢をこれからも大切にしていきます。

※実際の成績データをもとに分析していますが、子どものプライバシー保護のため、得点は平均点との差で表記しています。