Mもっちパパの記録

【中学受験ログ2027 #17】逆に答えていた経度が5問正解に。メモリーチェックで理科の取りこぼしを埋める回し方

小6の次女の理科。テストの取りこぼしを、メモリーチェックで1日1〜2章ずつ埋めています。まちがえた問題は3〜4日後に確認問題、解き方が分からない問題は先に説明の紙。20日で20章を回した記録です。


目次

このブログでは「中学受験ログ2027」として、中学受験を目指す小6の次女との伴走で感じたことを、不定期で書き残しています。

テストが返ってくるたびに目につく、理科の取りこぼし。 でも、日々の塾の宿題をこなすだけで手いっぱいで、家での復習まではなかなか手が回りませんでした。

そこで9月30日、妻と話し合って「家で見るのは理科だけ」と割り切ることにしました。 10月1日からは、日能研の教材『メモリーチェック』を1日1〜2章ずつ進めています。

20日間で20章。 2回続けて東西を逆に答えていた「経度」の問題は、説明の紙を1枚はさんだあと、5問とも正解できました。

全科目は見られなくても、絞った1科目でどんな工夫をしているのか。 わが家の試行錯誤をまとめます。

決めたこと:家で見るのは理科だけ。1日1〜2章のメモリーチェック

国語・算数・社会は塾に任せ、家で手を入れるのは理科だけにしました。 9月30日に、妻と話し合って決めたことです。

理科を選んだのは、テストで落としている問題が多かったから。 メモリーチェックは1章が見開き1枚で完結するので、「ここまでやれば終わり」と区切りをつけやすい教材でした。

次女が取り組むのは、朝7時か、学校から帰って塾に行くまでの間です。 場所は自分の部屋。妻がプリントを渡し、次女が解いて丸つけまで自分でやります。

丸つけが終わった紙は、私が受け取ります。 そこからの分析や「解き直し用の確認問題づくり」は、AI(Claude)の力を借りながら進めています。

最近、1日に進める量を1枚から2枚に増やしました。 次女の感想はこうです。

めんどくさい

テストの×から章を選び、1日1〜2章のメモリーチェック、×をためる、3〜4日後の確認問題、解き方が分からないものは先に説明の紙、という回し方の図

工夫①:テストの「×」から、取り組む章を選ぶ

取り組む章は、テストで落とした問題のうち「全国の正答率が高いもの」から優先して選んでいます。 みんなが取れているのに落とした問題ほど、少しのフォローで取り戻しやすいからです。

最初の週は、天体(太陽・月・星の動き)からスタート。 そこから熱・水溶液・気体・浮力・ふりこ・音・電気と進めてきました。

丸つけ済みの紙はスキャンしてパソコンに取り込み、AIで答案を読んで記録表に残しています。 記録するのは、主に次の4つです。

  • 日付と章
  • 正解数(例:15問中15問)
  • つまずいた問題
  • 次に確かめるポイントの一語(例:向き・単位・計算)

こうして20日間で20章。 「いろいろな気体の性質」は11問、「月の動き①」は15問、どちらも全問正解でした。

工夫②:「×」は3〜4日あけて、同じ型の問題で確かめる

まちがえた問題は、その日の直しで終わりにせず、あえて3〜4日あけてから「同じ型の問題」を出します。 その日の直しだけだと、答えを覚えただけで終わりやすいからです。

確認問題は、AIと一緒に自作しています。 数字や向きを少しだけ変え、声かけなしで10分ほどで解ける量にしています。

たとえば「夏至の日の出と日の入りの方位」。 10月1日のメモリーチェックで×、6日と7日の確認問題でも×が続きました。

それが13日の確認問題で、ようやく「北東・北西」と書けたんです。 1回で直らなくても、間をあけて何度か出していくと、できるようになった日が記録に残ります。

夏至の方位の問題が、10月1日・6日・7日は×、13日に正解になった流れの図

最近は、×が出るたびに1枚ずつ作るのはやめました。 記録表にいくつか「ためて」おき、数問まとまったところで1枚の確認問題にして渡しています。

工夫③:解き方が分からないときは、先に「説明の紙」を1枚

解き方そのものが分かっていないときや、2回続けて同じ向きにまちがえたときは、問題の前に「説明の紙」を1枚はさみます。 解き方が分からないまま問題を出しても、同じ所で止まり続けるからです。

まさにそれが「経度と南中時刻」の問題でした。 10月7日と13日、どちらも東西を逆に答えていたんです。

「4分×度の差」という計算そのものは合っていました。 ずれていたのは、「東の町は、南中が早いのか遅いのか」という向きだけ。

そこで14日に、図と解く順番、練習問題2問を載せた説明の紙を1枚作って渡しました。 すると翌15日の確認問題は、5問とも正解でした。

経度と南中時刻の説明の紙。太陽は東から来るので東の町ほど南中が早いことを図で示し、計算を3つの順番に分けている

確認問題の計算欄を見ると、説明の紙に書いた順番どおりに「4分×度の差」とメモしながら解いていました。

リトマス紙の色の変わり方も、同じやり方でフォローしました。 色の見本を1枚渡したあと、15日の確認問題は7問中6問が正解です。残った1問(食塩水=中性)は、次の確認問題に入れてあります。

10月20日には、「光の反射」と「土砂の積もり方」で手が止まりました。 土砂については、本人も「解き方が分からなかった」とのこと。

ここも、先に説明の紙を作りました。 10月24日の確認問題で確かめる予定です。

  • 向きや流れが一目でわかる図(1つ)
  • 解くときの順番(3つ)
  • 練習問題(2問)

20日でわかったこと:言葉の問いはほぼ取れる。止まるのは図や表から答えを出す問い

用語を答える問題はほぼ取れていて、止まるのは図や表を使って答えを出す問題でした。 20章分の記録を並べてみて、ここがはっきり分かれました。

全問正解できた章には、気体の性質・月の動き①・浮力・熱の伝わり方があります。 どれも、用語や決まりを答える問いが中心でした。

一方で、手が止まったのは次のような問題です。

  • 上がった温度や1分あたりの量を使う、熱量の計算
  • 乾電池や豆電球の並び方を読む、電気の問題
  • 図に線をかき足して、鏡で見える人を探す問題
  • 地層の重なりから、海面の変化を読み取る問題

どれも「最初の手の動かし方」が分かれば、進めやすくなる問題です。 鏡なら「まず鏡の向こう側に像をかく」、地層なら「一番下の層から順に見る」。

説明の紙には、この「最初の一歩」を書いています。

理科の点はまだ平均に届いていない。それでも続けている理由

正直に書くと、10月のテスト2回とも、理科の点はまだ平均に届いていません。 点数だけを見ると、まだ変化は出ていない状態です。

ただ、テストで出た単元と、家で進めた20章は、まだあまり重なっていません。 10月18日のテストで落としたのは、動物や人体、ものの燃え方、地震などでした。

だから今は、点数に一喜一憂するのではなく、「落とした所が、あとで取れるようになったか」を物差しにしています。 夏至の方位も、経度の向きも、何回か落としたあとで取れるようになりました。

家で進めた章が、次のテストの範囲と重なったとき、そこで取れるか。 点数につながったかどうかは、そこで確かめます。

まとめ:家で見るのは1科目だけ。×はためて、3〜4日後に

20日間で20章。 次女は「解いて丸つけまで」、親は「記録と紙づくり」と、役割を分けて回しています。

  • 家でフォローするのは1科目だけに絞る(わが家は理科)
  • まちがえた問題はためておき、3〜4日後に同じ型で出す
  • 解き方が分からないとき、2回同じ向きにまちがえたときは、先に説明の紙を1枚はさむ

「うちもやってみようかな」と思ったら、始め方は1つです。 直近のテストでまちがえた問題から、メモリーチェックの章を1つだけ選んで印刷するところからです。 他塾の教材でも、同じ単元の1ページがあれば同じことができます。

全国の正答率が高いのに落とした問題があれば、そこがスタート地点です。

→ 【中学受験ログ2027 #16】4科の差は変わらない。でも空欄は29から15に減っていました (前の回。答案の空欄を、同じ分け方で数えて比べています)

→ 中学受験の理科・社会の学習ソング46曲|苦手な単元から親が選べる分野別一覧 (テストで取りこぼした単元を歌にして、分野ごとに並べた一覧です)